要約
処方されてる薬の中でも市販で同じ成分の薬が売ってるものが中にはあります。もしそれを知ってれば、診察の為に病院に行く手間が省けるので、時短になるのでは無いかと思い記事を書いてみました。今回は、解熱鎮痛薬にフォーカスして説明しました。
使用頻度の多い領域だと思うのでご存じの方も多いかもしれませんが、宜しくお願いします。
商品名:ロキソニンS(成分名:ロキソプロフェン)
ロキソニンはCMも頻繁に見ますし、有名な薬ですよね。こちらは紹介しなくても皆さん知っているかもしれません。
また、市販だと含有量が処方薬より少ないことも割とあるのですが、市販薬のロキソニンは処方薬と同等です。有名どころの副作用として胃腸障害が挙げられます。
おまけ(ロキソニンシリーズの簡単な説明)
・ロキソニンSプラス
→ロキソニンSと比較し、胃を守る成分として制酸成分である「酸化マグネシウム」が加わっています。もちろん主成分であるロキソプロフェンの含有量は変わりません。
そのため「胃が弱い、ロキソニンによる胃腸症状の副作用が心配という方はオススメできます」
・ロキソニンSプレミアム
→ロキソニンSと比較し、胃を守る制酸成分である「メタケイ酸アルミン酸マグネシウム」鎮静作用のある「アリルイソプロピルアセチル尿素」神経機能を活発にして不快感などの痛みへの反応を低下させる「無水カフェイン」を含みます。
デメリットとしては、アリルイソプロピルアセチル尿素により眠気が出る可能性があることですかね。また、これまでのロキソニン製品と違い、1回2錠です。
そのため「頭痛に困っていて、運転系の眠気が命取りになるような仕事ではない方にはオススメできます」
・ロキソニンSクイック
→ロキソニンSと比較し、制酸成分である「メタケイ酸アルミン酸マグネシウム」を含有し、且つ今までのロキソニンに比べで早く溶けるという特徴があります。
・ロキソニンSプレミアムファイン
→現時点での最新の商品。子宮の収縮を抑制する「シャクヤク」と冷えや血行不良に伴う痛みを和らげる「ヘスペリジン」を含有。また「メタケイ酸アルミン酸マグネシウム」も含んでいるので胃に優しいです。
この商品はいうまでもなく「生理痛がひどい方がオススメです」
商品名:タイレノール・ラックル速溶錠・ノーシンAc(成分名:アセトアミノフェン)
こちらも処方箋薬では「カロナール」という名前で良く処方されるので聞き覚えがある方も多いのではと思います。
子供から高齢者まで良く使われるこの薬も市販薬として売られています。上記の商品はアセトアミノフェンのみで構成されてる商品です。
ですが、他の補助成分も含まれた商品はたくさんあるので、アセトアミノフェン単剤の市販薬をお探しするときは。注意したほうが良いかと思います。
こちらは、ロキソニンにあるような、胃腸障害の可能性はだいぶ少なく副作用の心配が少ない成分でお子様にも使いやすい印象があります。
商品名:リングルアイビーα2000・ナロンメディカル(成分名:イブプロフェン)
こちらは処方薬では「ブルフェン」という名前で使われています。
ロキソニンより効果を感じるまでの時間は長いと思われますが、効き目はロキソニンと同等と考えても差し支えないと考えています。要は相性ということになりますね。
ちなみに今回紹介したのは市販薬の中でイブプロフェンの含有量が一番多い(600mg)商品です。
そのためより含有量が少ない(450mg)「リングルアイビー」「イブ」もイブプロフェンのみの薬として紹介しておきますね。
まとめ
今回は自分の職場でも取り扱っている商品を中心に紹介してみました。頭痛や歯痛、腰痛などは本当に日常生活に支障をきたして辛いですよね。
個人的には痛みは、あまり我慢しすぎずに薬に頼っても良いと考えています。
また、ロキソプロフェンが含有されている薬は「第1類医薬品」といって、薬剤師がいる時間帯じゃないと購入できませんのでご注意下さい。
僕の体験が誰かの役に立ちますように。
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